凪都。

なつの観察日記

3/5 夜

私の孤独は山だ。

人の跡はあるけれど気配は全く感じなくて、ずーといつまでもそこにいたいけれど、かなわない。天気だとか、気温だとか、もしかしたら山にいることに飽きてしまったから長くはいられないのかもしれない。たまに遭遇する人に対して敵ではないことを示すために山からおりなくてはと焦るのかもしれない。

 

人生で一番頑張ったこと。全く思い浮かばずに困っている。今までの人生で、頑張ろうと思ったことがないかもしれない。頑張るという言葉がきらいだから。頑張ろうと思うということはそれまで頑張ってなかったということでそんな自分は嫌だと思っていたから。という屁理屈もどきが浮かんでしまって次にこの考えに囚われてしまって、なんだかなぁという気持ちである。

 

「人生で時間をかけて取り組んだこと」と言い換えられないかな。時間をかけて取り組んだこと、「たくさんのことを考えたこと」だな。意識的に取り組んだわけではなく気が付いたら考えてしまっていてそれが自分の助けになったかどうかは知らないけれどでも、私が歩んできた人生でなにかしらずっと考えてきた記憶があるから時間をかけてきたといっても過言ではないだろう。

 

考えることのきっかけ、きっかけかぁ。

一番はじめにしっかり考えたのは中学生の時だ。中学入学時に変化がすごく怖いとことに気付いた。急にできた上下関係と自由である環境で何を求められているかわらなくなったのだ。そこから考え始めた。どう振舞えばいいかわからなくなったからどうみられたいかを考えた。見られたい自分にみられるように頑張った結果、人に心を開くということができなくなりストレスをため込むようになった。将来への不安がまして、消えたいなと思い始めた。前向きにができなくなってきたのだ。弱いやつめ。

 

さて、ぼさぼさしていたら明日が来るのでお風呂へ行こうと思う。